こんにちは!今回は、海運業界でよく耳にする「IACS」について、自分なりに調べてみたのでざっくりまとめます。
IACSとは?
IACS(アイアックス)は「International Association of Classification Societies」の略で、日本語では「国際船級協会連合」と呼ばれています。
船の安全基準を定めたり、設計や建造、運航などに関するルールを策定したりする、世界の主要な船級協会が集まった国際団体です。
IACSは1968年に設立され、現在は12の船級協会が加盟しています。
国際海事機関(IMO)と連携し、SOLASやMARPOLなどの国際条約に則った技術基準や認証を行っています。
IACSに加盟する主な船級協会
IACSの加盟団体(2025年7月時点)は以下の通りです(一部抜粋):
- ABS(American Bureau of Shipping/アメリカ船級協会)
- BV(Bureau Veritas/フランス船級協会)
- CCS(China Classification Society/中国船級協会)
- ClassNK(Nippon Kaiji Kyokai/日本海事協会)
- DNV(ノルウェー/旧DNV GL含む)
- KR(Korean Register/韓国船級協会)
- LR(Lloyd’s Register/イギリス船級協会)
- RINA(イタリア船級協会)
- 他にもIR(インド)、PRS(ポーランド)、CRS(クロアチア)などが加盟
それぞれの協会が自国を中心に世界各国の船を審査・認証しており、IACS加盟船級協会の証書はグローバルで通用する「信頼の証」となります。
※以前はロシアのRS (Russian Maritime Register of Shipping) も加盟していましたが、2022年のロシアによるウクライナ侵攻を背景に、IACSから除外されました。
IACSの公式声明(参考リンク)によれば、国際的な制裁や組織の方針に基づいた措置です。
IACS加盟船級協会のメリット
- IACS加盟の船級協会が発行した証書は、国際的に広く認められている
- IMO(国際海事機関)の最新ルール・条約に確実に対応
- 船舶売買や保険の際、IACSクラス取得船は有利になる場合が多い
- 安全性や信頼性の高さが国際的な商業活動でも評価される
まとめ
IACSは、世界の海運にとって「安全」と「信頼性」を裏付ける重要な存在です。
IACS加盟の船級協会でクラス取得した船は、世界中どこでも高い評価を受けます。
興味があればぜひ、各協会のWebサイトやIACS公式ページもチェックしてみてください。
参考URL
※この記事は個人の調査に基づくまとめです。最新・正確な情報は公式サイト等もご参照ください。